『ヘレネー誘拐・トロイア落城』 コルートス (著), トリピオドーロス (著), 松田 治 (翻訳)

ヘレネー誘拐・トロイア落城

薄い。
物理的に、です。
その割には人死にの多い話だったりしますが。
まあ、落城とあれば当然ですが。
それにつけてもギリシア神話
エロスとバイオレンスに満ち満ちてます。
描写が激しいわけではないですが、本当に淡々と。

叙事詩って楽しい。
そんな気がする今日この頃。

ところで、ヘレネー誘拐というと、
ヘレナーが幼い頃のテーセウス*1による
ょぅι゛ょ誘拐の方を思い出してしまうのですが。
そんな私はおかしいのでせうか?

*1:ミノタウロス退治の英雄ですが、かなりのスットコドッコイだと思います。