赤い糸は哀しい程に強くて

私は青い糸ぉ。
と恋路ロマネスクを聴きながら
菊地秀行退魔針 紅虫魔殺行』を読み終えた。

ふむ、時系列は、邪神戦線以降ってことで良いみたいですね。
鬼獣戦線とかやってる頃に紅虫さんは韓国に居た、と。
で、後短編からすると、どうもこの世界は<新宿>があるっぽい感じ。邪神戦線の時に来須隼人の台詞もあったことだし。
まあ、もう何でもありだよね。男塾級に。
外道棒八があるから、もう<新宿>は何でも受け入れるんだろうなぁ。
闇ガードも最初の頃の、<新宿>と矛盾しそうな箇所は見なかったことにして出てきそうで怖い。

なんだか十月くんが久しぶりっぽい感じ。大摩先生はゲストがあるので。
とは言っても 蘭城&猫馬ぐらいしかないのですかね?
割と敵が小物っぽく見えるなかで、大摩先生の力を借りるのは哀しいなぁ。

『幽王伝 陸奥剣鬼連合』を読み出したら、こちらにも大摩流の御先祖様が出現中。
時代劇の方は無理がないんですがね、諸里人舎もまた然り。
柳生刑部(菊地作品ではこう書くべきかな、と)もいるし、
あとは蘭剣と奥月桔梗が出れば、時代劇オールスターなカンジ。