手を結べ正義の味方、叩き潰せ悪魔の手先

鉄人ネタはまだひっぱりますよ? ええ。
先日、電話で雑談をしながら気がついたことがあったのです。
私は、映画『鉄人28号』を見る時に色々なことを『心の棚』に閉まって見てください、と言っていたりしたわけですが、それと逆手なことを考えながら見た映画があったということに。
まあ、『ハウルの動く城』なんですが。
つまらないとか、面白くなかったなんてことは全くいう気はないのですが、比較的評価が低かったのです。私の中で。
これは、同日に見た『ゴジラ FINAL WARS』が異常な面白さをみなぎらせていたせいでもあるのですが、やはり精神的なスタンスから来るものが大きく影響していたんだなぁ、と後から思い至ったんですね*1。さらに言うならばキムタク*2ってどうなんだろう? 見たいな心配をしながら見に行ったりしていたわけで。まあ、その心配は杞憂に終わったのですが。
ハウルを見るに当たってTRPGとかに思い入れがある身としては、まず「ファンタジー」としての側面からものをみていたりします。
そうすると、あの戦争の意味に激しく気をとられるわけなんです。
そういう視点でみると、ええと……な部分って結構あるわけなんですが。

これを鉄人に当てはめると、私はジュヴナイル映画*3としてみたわけでそれ以上でもそれ以下でもないんですが、鉄人28号と冒険活劇というジャンルは切り離せない、と言われればそんな気は激しくするのです。
冒険活劇としては残念ながら鉄人は落第点をとるでしょう。

ハウルを恋愛物として捉えてみるってのは、人に言われるまで全く頭に浮かばなかったわけで、視点って面白いですよね。まあ、そんな感想を持った真夜中の戦士*4

*1:あと宮崎駿とスタジオ・ジブリに対して過剰な期待をするな、というのは現在においては不可能に近いと思います。

*2:当たり前だが、ながいけん閣下著『神聖モテモテ王国』のこと……ではない。SMAP木村拓哉氏のことだ(笑)。まあ、こんな注釈を入れてしまうところがオタク的なスタンスではないですかね?

*3:こういうジャンルがあるのかどうか、私にはわかりません。ジュヴナイル小説すら死語に等しいんですよね?現在って。

*4:永井豪の漫画でそういうタイトルのものがあったんですが、今回のネタとは全く関係がないという。