トーキョーN◎VA

私はトーキョーN◎VAというゲームが好きだ。
ジャンルとしてはRPG。
と言ってもコンピュータでは、ない方のテーブルトークというヤツである。
が、実際にやった回数は極めて少ない。
N◎VAは、現在4版に当たるものが出ているのだが
私がやったのは初版のみだ。

これは、初版のルールの方が優れているとか、そういった思想によるものではなくて、単純にやる時間がない、というだけのことだ。
が、サプリメントも新版のルールも出るたびに買い続けている。
実のところゲームとして、今のN◎VAをやる気力は無い。

では、なぜやらないゲームを買い続けているかというと
あくまで読み物なのである。
TRPGのルールで記述されたキャラクターは、マークアップ言語で
記述されたが如く、読者に情報を提供する。
それによって、私自身と極めて同時代的な感覚を持っていた登場人物たちが、変転していく様が語られた読み物と受け止めているわけだ。

そのうち、読む為に説明書がいるような新形式の表現が確立するような気がする。

かって、リプレイやゲームブックという新表現が現れたように。