年季が足りない

暗黒館の殺人』上・下巻読了。
撒き餌に惑わされて本命にはまったく気付かず。

というわけで読み終わったわけですが、こう、ミステリ読みの年季の足りなさを感じましたですよ。
わかりやすい餌に食いついて本命にはさっぱり気が付かない。
まあ、まさに作者の思うがまま。

「びっくりした? 中也さま」
「びっくりしちゃった? 中也さま」

「食したまえ」

という台詞で示される双子萌えとホラー燃えで、割と満足。